「キングオブコント2008」が開催!
お笑いのコント芸ナンバー1を決める大会、「キングオブコント2008」の開催が発表された。
今回はM-1、R-1の両方の大会に参加した芸人として、期待と感想を述べたい。
■「キングオブコント2008」の内容
内容は、名前の通り、「プロアマ問わずコントの面白い芸人を決める大会」で、M-1の登場依頼、開催が要望されていた大会。早くも通称「C-1(グランプリ)」と呼ばれている。
M-1と大きく違うのは、「(お笑い事務所に所属する芸人に限り)即席ユニットでの出場は不可とし、現在活動中のユニットでの出場しか認めない。」(キングオブコント2008公式サイトより)
というところ。とはいえ、お笑い芸人に限るので、今回もアイドルの出場者などの参加は予想される。
それと、コントなので、小道具などの貸し出しもある、という点。
■芸人はどう出るか?
プロの芸人のなかで、「純粋なコント芸人」がどれだけ参加するかに注目。
新人、若手のコント芸人はこの大会でブレイクを狙うだろう。
そして、あるお笑い芸人も言っていたが、「ラーメンズ」など、既に売れているコント芸人がどれだけこの大会に参加するのか、特に吉本以外の芸人に注目したい。
また、コント以外の面で注目されている芸人の新たな魅力を見せる事になるだろう。
例えば、昨年から今年にかけて大ブレイクした芸人、「世界のナベアツ」こと渡辺鐘。
かれは「ジャリズム」というコンビでもともとコントのネタをしており、ジャリズムのコントのレベルの高さは大阪やお笑いファンに「コント師」と呼ばれるほど広く認知されている。
もし参加することになれば、「3の倍数でアホになる」しか知らない方は、それだけではない、いやそれ以上に面白い芸人であるという事に驚く事になるだろう。
(出場は未確認だが、「世界のナベアツ」のブログに「キングオブコント2008」が貼ってあるので参加が予想される。)
■M-1はどうなる?
細かい事だが、M-1の規定も多少変わってくるのでは?と予想する。
これまでは、コントの大会が無かったので、M-1でコントのようなネタ、ほとんどコントでも出場できて、また評価されていた。
今後は小道具の制限など、なんらかの「縛り」がでるのではないだろうか。
逆パターンの例として、ピン芸人の大会「R-1」の第1回は、舞台に座布団が用意され、「座布団に座ってネタをする」というルールがあった。「R-1」のRは「落語」からきている為だ。しかし、現実には参加者の多くは一人コントなど、立ってやるネタばかりだった為に(おそらく)2回目からは立ってのネタとなった。
今後はピン⇒R-1、漫才⇒M-1、コント⇒キングオブコントと、区別されだすだろうし、そのほうが良い。
■お笑い界への影響
ここ5~6年、お笑い界全体は盛り上がりを見せているが、TVでの「キャラクター化」が進み、コアな笑いは陰に追いやられている。インパクトのある見た目と一発ギャグの芸人、番組ばかりが流され、コアなファンからは「つまらない」と批判されながらも、そのわかりやすさから子供を中心にお茶の間にウケている。
その中でレベルの高いお笑いを見せているのが「M-1」「R-1」という真剣勝負のネタ大会(番組)である。今回それにもうひとつ加わった事により、芸人の真剣勝負を見る機会が増えたのは良いこと。
芸人だけではなく、お客さんのレベルも上がる事を願っている。[オーマイニュース掲載]
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